
注文住宅だからこそ実現できる、空の下のプライベート空間「屋上」。 暮らしの可能性が広がる一方で、コストやメンテナンスなど知っておくべき注意点もあります。 この記事では、屋上のある家のメリット・デメリットから、真似したくなるおしゃれなデザインまで、後悔しない家づくりのポイントを徹底解説します!
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屋上のある家のメリットとは?

自宅にいながらアウトドア気分を味わえる、空の下のプライベート空間。屋上のある家は、暮らしの可能性を大きく広げてくれます。
最高の眺望や土地の有効活用など、多くの人が憧れる屋上ならではのメリットをご紹介します。
プライベートな屋外空間が手に入る
庭がなくても、通行人などの視線を気にすることなく使えるプライベートな屋外空間が手に入ります。
友人とのバーベキュー、家庭菜園やガーデニング、夏の子どものプール遊びやドッグランなど、多目的に活用できます。家にいながらアウトドア気分を満喫できる、家族だけの特別な場所になります。
眺望と開放感が得られる
周囲の建物より高い位置にあるため、見晴らしの良い景色を楽しめるのが大きな魅力です。
夜景や花火大会を自宅の特等席で鑑賞することもできます。
空が広く感じられ、家にいながら圧倒的な開放感を味わえるため、日々の暮らしの中でリフレッシュできる空間となるでしょう。
土地を有効活用できる
特に都市部の密集地や狭小地など、十分な庭のスペースを確保するのが難しい場合に有効です。
建物の上部を屋外スペースとして活用することで、敷地を最大限に活かせます。
限られた土地でも、子供が走り回ったり、ガーデニングを楽しんだりする夢を叶えることができます。
洗濯物干しに最適
屋上は日当たりと風通しを遮るものがほとんどないため、洗濯物が短時間で気持ちよく乾きます。
また、道路に面した庭やバルコニーと違い、通行人の視線が気にならないため、プライバシーや防犯面でも安心して洗濯物を干すことができるというメリットもあります。
趣味のスペースとして活用できる
屋上は、日常から少し離れた特別な空間として、様々な趣味を楽しむのに最適です。
夜には周りの明かりが届きにくい場所で天体観測をしたり、朝日を浴びながらヨガやストレッチをしたりできます。
ゴルフのパター練習やDIYの作業スペースなど、自分だけの趣味の空間として贅沢に活用できます。
屋上のある家のデメリットとは?

憧れの屋上ライフですが、その裏にはコストや雨漏りのリスクといった、見過ごせない課題も存在します。
夢の空間を手に入れてから後悔しないために、計画段階で必ず知っておきたいデメリットと注意点を解説します。
建築コストが高くなる
人が乗るための頑丈な構造や入念な防水工事、落下防止の柵の設置が必須です。
通常の屋根に比べ、これらの追加工事が必要になるため、初期の建築費用は高額に傾向にあります。
定期的なメンテナンスが必須で費用もかかる
雨漏りを防ぐため、10年~15年ごとに防水層の再施工が不可欠です。
このメンテナンスを怠ると重大な欠陥に繋がるため、長期的な修繕費用を計画しておく必要があります。
雨漏りのリスクが常に伴う
防水層は紫外線や雨風で経年劣化します。
また、排水溝の詰まりが雨漏りに直結するなど、通常の屋根よりも構造的に雨漏りのリスクがあり、注意が必要です。
こまめな掃除が必要
落ち葉や砂埃、鳥のフンなどで汚れやすいため、定期的な掃除が欠かせません。
特に排水溝が詰まると雨漏りの原因になるため、こまめなチェックと清掃が必須です。
最上階の部屋が暑く・寒くなりやすい
屋上が直射日光や外気に直接さらされるため、その熱や冷気が下の部屋に伝わりがちです。
しっかりとした断熱対策を施さないと、最上階の部屋は夏暑く、冬寒くなります。
屋上に上がるのが面倒で使わなくなる可能性がある
夏の暑さや冬の寒さ、強風など天候に左右されます。
また、室内からの動線が悪いと、次第に屋上へ行くのが億劫になり、結局使わなくなってしまうケースも少なくありません。
屋上のある家に住んでみた方の良い感想

憧れの屋上ライフ。実際にその暮らしを手に入れた方々は、どんな毎日を送っているのでしょうか?
想像していた以上の満足感や、日々の暮らしが豊かになったという、リアルで具体的な喜びの声をご紹介します。
ケース1:30代・共働き夫婦(子供1人)の感想
「都内の狭小地で庭は諦めていましたが、屋上のおかげで暮らしが激変しました。休日は人混みを避けて、屋上でランチやプール遊びを楽しんでいます。洗濯物も周りの目を気にせずカラッと乾くし、何より夜に夫婦で夜景を見ながらビールを飲む時間が最高の息抜きに。子供が安心して走り回れるプライベートな遊び場ができて、本当に満足しています。」
ケース2:40代・アウトドア好き家族の感想
「週末はよくキャンプに行くのですが、屋上ができてからは家でもアウトドア気分を味わえるようになりました。友人を招いてのBBQはもちろん、テントを張って『おうちキャンプ』をするのが子供たちのお気に入りです。夜は天体観測をしたり、プロジェクターで映画を観たり。庭と違って虫が少ないのも嬉しいポイント。非日常を手軽に楽しめる、最高の空間です。」
ケース3:50代・ガーデニングが趣味の夫婦の感想
「退職後の楽しみとして、屋上でのガーデニングを始めました。日当たりが抜群なので、ハーブや野菜が驚くほど元気に育ちます。自分で育てた野菜を収穫して料理に使うのが日々の喜びですね。地上と違って近所の猫に荒らされる心配もありません。ハーブティーを飲みながら、緑に囲まれて夕日を眺める時間は、何にも代えがたい贅沢だと感じています。」
屋上のある注文住宅のデザインイメージ4選
屋上は、暮らしの可能性を広げる「もう一つのリビング」。
ここでは、憧れの屋上ライフを叶える、おしゃれで真似したくなるデザインのイメージを4つご紹介します。
「開放感あふれる屋上テラスのくつろぎ空間」

木製デッキにシンプルなソファとテーブルを配置。鉢植えの緑に囲まれ、自然光に包まれたミニマルで爽やかな屋上テラス。
「夜景を望むスタイリッシュな屋上ダイニング」

都会の夜景を背景に、温かな照明とシンプルな家具が演出する落ち着いた雰囲気の屋上テラス。
「夕景を彩るラグジュアリーな屋上テラス」

夕焼けに染まる空を背景に、ジャグジーやバーカウンター、ラウンジチェアが揃う高級感あふれる屋上空間。
「家庭菜園を楽しむカジュアルな屋上テラス」

木製デッキにピクニックテーブルとパラソル、家庭菜園とBBQグリルを備えた家族向け屋上空間。
屋上を検討する際のポイント

憧れの屋上ライフ。しかし、計画を間違えると後悔の原因にもなりかねません。
夢の空間を最高のものにするため、設計前に必ず押さえておきたい重要なポイントを分かりやすく解説します。
「防水計画」と「メンテナンス」をセットで考える
屋上の一番の懸念点は雨漏りです。
これを防ぐには、初期の防水工事の品質はもちろん、10年〜15年ごとに行う防水層の再施工といった将来のメンテナンス計画が不可欠です。
どのような防水工法で、保証期間はどのくらいか、そして将来のメンテナンスにいくらかかるのか。この2つを必ずセットで確認し、長期的な資金計画に組み込んでおきましょう。
「何のために使うか?」を具体的にする
「屋上で何をしたいか」を具体的にイメージすることが、後悔しないための鍵です。
バーベキューなら水道や電源、ガーデニングなら土の重さに耐える構造が必要です。
また、室内から階段でスムーズに行ける動線でないと、次第に使わなくなってしまいます。
目的と動線を明確にすることで、本当に価値のある屋上空間が実現します。
「耐荷重」と最上階の「断熱性能」を確認する
屋上には、人や家具、プランターなどの重さに耐えられる構造(耐荷重)が求められます。
何を置きたいか、何人で使いたいかを設計者に伝え、必要な強度を確保しましょう。
また、屋上は直射日光にさらされるため、真下の部屋が「夏は暑く、冬は寒い」状態になりがちです。
最上階を快適に保つため、屋上部分の断熱をどう行うかもしっかり確認しましょう。
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