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家づくりのはなし

【注文住宅】イケてるキッチンのある暮らし|種類や選ぶ際の注意点を解説!


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注文住宅でつくるキッチンは、単なる料理の場所ではなく、家族が集う暮らしの中心です。SNSで見るような「イケてるキッチン」に憧れますよね。

しかし、見た目だけで選ぶと後悔することも。

この記事では、代表的なキッチンの種類から、デザイン性と使い勝手を両立させる選び方のポイント、そして意外な注意点までを解説します。

対面キッチンと壁付けキッチンのメリット・デメリット

キッチンのレイアウトは、リビング側を向く「対面キッチン」と壁側を向く「壁付けキッチン」の2種類に大別されます。

家族とのコミュニケーションを重視するのか、調理に集中したいのか。どちらを選ぶかで暮らし方が大きく変わるため、それぞれのメリット・デメリットを理解し、理想のスタイルを見つけましょう。

項目対面キッチン壁付けキッチン
どのようなキッチン?リビング・ダイニング側を向いて作業するキッチン壁側を向いて作業するキッチン
メリット・家族とコミュニケーションが取りやすい・空間に開放感が生まれる・子どもの様子を見守りやすい・配膳の動線がスムーズ・省スペースで設置できる・リビング・ダイニングを広く使える・調理に集中できる・油はねや臭いが広がりにくい
デメリット・広い設置スペースが必要・油はねや臭いが広がりやすい・常にキッチンが片付いている必要がある・コストが高くなる傾向がある・調理中は孤立しやすい・家族の様子が見えにくい・配膳時に振り返る必要がある

[注文住宅]キッチンの代表的なレイアウト種類

注文住宅のキッチンは、レイアウト次第で作業動線や家族との過ごし方が大きく変わります。

アイランド型やL型など、代表的な種類の特徴を理解し、ご自身のライフスタイルに最適な形を見つけましょう。

※画像はイメージです。

アイランドキッチン

壁から完全に独立し、島(アイランド)のように配置されるレイアウト。

四方からアクセスできるため回遊性が高く、複数人での作業も快適です。

開放感とデザイン性に優れ、LDKの主役になる存在感が魅力です。

ペニンシュラキッチン

キッチンの左右どちらかが壁に接した、半島(ペニンシュラ)のようなレイアウト。

アイランドキッチンのような開放感を持ちつつ、より省スペースで設置できます。

コンロ前の壁で油はねを防ぎやすいのも特徴です。

I型キッチン

コンロ、シンク、調理台が横一列に並んだ最もシンプルなレイアウト。

省スペースで設置できるため、コンパクトな住宅にも適しています。

壁付け・対面どちらにも対応でき、コストを抑えやすいのもメリットです。

L型キッチン

キッチンをL字型に配置し、シンクとコンロをそれぞれの辺に設置するレイアウト。

作業動線が短く、効率的に調理を進められます。

コーナー部分が広く、I型に比べて作業スペースや収納を多く確保できます。

II型キッチン(セパレートキッチン)

シンクとコンロを2つのカウンターに分け、平行に配置するレイアウト。

体の向きを変えるだけで作業ができ、動線が非常に短いのが特徴です。

調理と配膳、片付けのスペースを分けたい方にもおすすめです。

U型キッチン(コの字型キッチン)

カウンターがU字(コの字)に配置され、3方向を囲むレイアウト。

作業スペースと収納量が最も豊富で、体をほとんど動かさずに作業ができます。

独立した空間で、料理に集中したい方に最適なスタイルです。

注文住宅のキッチンを選ぶ際のポイント・注意点

注文住宅のキッチン選びは、デザインだけで決めると後悔しがちです。

毎日の家事動線や収納まで考え、本当に使いやすいキッチンを選ぶことが重要です。

ここでは失敗しないためのポイントと注意点を解説します。

家事動線を意識したレイアウト計画

キッチンの使いやすさは動線で決まります。

特に「シンク・コンロ・冷蔵庫」を結ぶワークトライアングルを意識し、3辺の合計が長すぎず短すぎない適切な距離に保つことが重要です。

また、調理だけでなく配膳やゴミ捨て、複数人で作業する際の動きも考慮し、人がすれ違える十分な通路幅を確保しましょう。

効率的な動線計画は、日々の家事のストレスを大きく軽減してくれます。

「見せる」と「隠す」を考えた収納計画

まずは手持ちの食器や調理器具の量を正確に把握し、必要な収納量を確保することが大切です。

その上で、お気に入りの食器は「見せる収納」でインテリアとして楽しみ、生活感の出やすいものはパントリーや扉付きの棚に「隠す収納」にすると、すっきりとおしゃれな空間になります。

忘れがちなゴミ箱の置き場所も、設計段階で計画に含めておくことが後悔しないためのポイントです。

誰と、どのように過ごしたいかをイメージする

キッチンを単なる作業場ではなく、家族と過ごすコミュニケーションの場と捉えることが大切です。

たとえば、料理をしながら会話を楽しみたいなら対面式、一人で集中したいなら壁付けキッチンが適しています。

「子どもと一緒にお菓子作りをしたい」「夫婦で並んで料理をしたい」など、キッチンでの具体的なシーンを思い描くことで、最適なレイアウトや必要なスペースが見えてきます。

注文住宅のキッチンで後悔することとは?

注文住宅で特にこだわりたいキッチン。しかし、毎日使う場所だからこそ「もっとこうすれば良かった…」という後悔の声が多いのも事実です。

リアルな失敗談から、後悔しないためのポイントを学びましょう。

後悔1:「収納」が足りない・使いにくい…

「食器が入りきらない」「ゴミ箱の置き場がなく通路にはみ出ている」といった収納不足は最も多い後悔です。

原因は、手持ちの物の量を把握せずに設計したことです。

対策として、まず持ち物リストを作り必要な収納量を算出しましょう。

その上で、ゴミ箱の定位置や使いやすい高さの棚を計画することが重要です。

後悔2:「動線・スペース」が悪い…

「通路が狭く、すれ違えない」「調理台が狭くて作業しにくい」など、毎日の動きにくさは大きなストレスになります。

図面だけで判断せず、ショールームで実際の広さを体感することが大切です。

特に複数人で使うなら通路幅は110cm以上が理想です。

冷蔵庫の扉を開けた際の動きも必ず確認しましょう。

後悔3:「掃除のしやすさ」を考えていなかった…

デザインを優先し「タイルの目地に油汚れが詰まる」「天板にシミがつきやすい」と掃除の手間に悩むケースです。

素材選びの際は、見た目だけでなく傷や汚れへの強さ、メンテナンス方法も必ず確認しましょう。

掃除が苦手なら、自動洗浄機能付きレンジフードなど、手入れが楽な設備を選ぶのがおすすめです。

付けて良かった!注文住宅キッチンのオプション

注文住宅のキッチンは、オプション選びで使い勝手が格段に向上します。

日々の家事を時短・効率化し、快適さを高めるための人気オプションをご紹介します。

後悔しないキッチンづくりの参考にしてください。

食器洗い乾燥機(食洗機)

後片付けの時間を圧倒的に短縮できる、満足度が非常に高い設備です。

手洗いより高温で洗浄するため衛生的で、節水効果も期待できます。

特にフライパンや大皿もまとめて洗える「深型(ディープタイプ)」は、共働き世帯や家族が多いご家庭から絶大な支持を得ています。

タッチレス水栓(ハンズフリー水栓)

蛇口に触れずに水の出し止めができる水栓です。

手が汚れていてもハンドル周りを汚さずに使え、こまめに水を止められるので節水にも繋がります。

調理中の作業がスムーズになり、衛生面でも安心感が高いのが魅力です。

ワークトップ(天板)のコンセント増設

ミキサーやコーヒーメーカーなど、調理家電を使う際に手元にあると非常に便利なオプションです。

調理台での作業がスムーズになるだけでなく、スマートフォンの充電などにも役立ちます。

意外と見落としがちですが、付けて良かったという声が多数あります。

自動洗浄機能付きレンジフード

掃除が最も面倒な換気扇の手入れを自動化する機能です。

ボタン一つでフィルターやファンの油汚れを洗浄してくれるため、年末の大掃除の手間が劇的に減ります。

常にきれいな状態を保てるので、換気効率が落ちにくいのもメリットです。

多機能シンク

シンク内にスライド式の水切りプレートや調理台を設置でき、作業スペースを拡張できるシンクです。

洗った野菜を置いたり、まな板を渡して調理台として使ったりと、限られたスペースを有効活用できます。

特に調理スペースが手狭になりがちな場合に、調理効率を格段に上げてくれる便利な機能です。

IHクッキングヒーターとガスコンロどっちがいい?

IHクッキングヒーターとガスコンロは、それぞれに優れた特徴があり、どちらを選ぶかは料理のスタイルや暮らしの優先順位によって決まります。

IHは火を使わないため安全性が高く、トッププレートがフラットで掃除が非常に簡単です。

夏場でもキッチンが暑くなりにくいのも魅力で、安全性を重視する方や小さなお子様がいるご家庭、日々の手入れを楽にしたい方におすすめです。

一方、ガスコンロは直火ならではの強い火力が魅力で、鍋を振るう本格的な料理を楽しみたい方に向いています。

火力を目で見て直感的に調整でき、停電時でも使える安心感も利点です。

注文住宅のキッチンに関するよくある質問

注文住宅でキッチンを付けるにはいくらくらいかかりますか?

約50万~150万円がボリュームゾーンです。

キッチンのレイアウトや食洗機などのオプション、天板や扉の素材グレードによって価格は大きく変動します。

注文住宅のキッチンはいつ決めますか?

間取りが固まる基本設計から実施設計の段階で決定します。

キッチンの位置やサイズによって、給排水管やガス管、電気配線の位置が決まるため、建物の構造に関わる早い段階での確定が必要です。

キッチンの寿命はどれくらいですか?

キッチン全体としては10~20年が目安です。

ただし、ガスコンロやIH、食洗機、水栓などの設備機器は使用頻度により10年前後で不具合が出やすく、本体より先に交換時期を迎えることが一般的です。

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