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注文住宅で人気の「玄関土間」は、暮らしを豊かにする多目的な空間です。
しかし、採用してから後悔しないためには、知っておくべきポイントもあります。
この記事では、玄関土間のメリット・デメリットから、おしゃれに、そして賢く活用するための具体的なアイデアまでを徹底解説します。
玄関土間とは?

玄関土間とは、玄関ドアを開けてから室内へ上がるまでの、靴のまま入れる床が低い空間のことです。
昔は文字通り土を固めた床でしたが、現代の住宅ではタイルやモルタル、コンクリートなどで仕上げられるのが一般的です。
靴の脱ぎ履きだけでなく、収納や趣味の作業スペースなど、多目的に活用できるのが特徴です。
玄関土間の広さの目安
玄関土間の広さは、家族構成やライフスタイルによって最適なサイズが異なりますが、一般的な目安は以下の通りです。
1畳〜1.5畳(約1.6㎡〜2.4㎡):標準的な広さ
家族2〜3人が同時に利用しても、窮屈さを感じにくい広さです。
ベビーカーをたたまずに置いたり、買い物袋を一時的に置いたりするスペースが確保できます。
2畳〜3畳(約3.2㎡〜4.8㎡):ゆとりのある広さ
シューズクロークなどの収納スペースを設けるのに十分な広さです。
自転車やアウトドア用品、子供の遊び道具などを置くことができます。
壁際にベンチを造作して、靴の脱ぎ履きを楽にするスペースも確保できます。
4畳以上(約6.5㎡〜):多目的に使える広さ
収納に加えて、自転車のメンテナンスやDIYなどの作業スペース、観葉植物をたくさん置くインナーガーデンなど、趣味の空間として活用できる広さです。
リビングとつなげて「土間リビング」として活用することも可能です。
玄関土間のメリット

注文住宅で人気の玄関土間。それは単なる靴脱ぎ場ではなく、収納や趣味のスペースとして、日々の暮らしを豊かにしてくれる多くの魅力があるからです。
ここでは、その具体的なメリットを詳しくご紹介します。
圧倒的な収納力と利便性
床の汚れを気にせず使えるため、自転車やベビーカー、濡れた傘などをそのまま置けます。
家に汚れを持ち込むことなく、サッと収納できるのが最大の魅力です。
アウトドア用品などの収納拠点としても非常に便利で、準備や片付けが格段に楽になります。
多目的に使える「趣味のスペース」になる
玄関としての役割だけでなく、多目的なフリースペースとして活用できるのが土間の醍醐味です。
自転車のメンテナンスやDIY、観葉植物の手入れなど、室内では汚れが気になる作業も気兼ねなく楽しめます。
ペットの足洗い場としても最適です。
空間の広がりとコミュニケーションの場
リビングとつなげる「土間リビング」のような間取りにすると、空間に圧倒的な開放感が生まれます。
ご近所さんと気軽に立ち話ができるコミュニケーションの場になったり、靴を脱がずに来客対応ができたりと、内と外をつなぐ柔軟な空間になります。
掃除やメンテナンスが楽
土間はタイルやモルタルで仕上げることが多く、水や汚れに強いのが特徴です。
泥汚れなども、ほうきで掃くだけでなく、水を流してデッキブラシでこするなど、気兼ねなく丸洗いできます。
そのため、アクティブなご家庭でもきれいに保ちやすいです。
玄関土間のデメリット

魅力的な玄関土間ですが、知らずに採用すると後悔につながることもあります。
ここでは、計画段階で必ず知っておきたいデメリットを解説します。
快適な土間ライフのために、ぜひご確認ください。
冬場の底冷えと寒さ
コンクリートやタイルは外の冷気を伝えやすいため、特に冬場は足元から底冷えします。
リビングと一体化させた場合、暖房効率が下がる原因にもなります。
床下の断熱材をしっかり施工する、リビングとの間に扉を設けるなどの寒さ対策が重要になります。
建築コストが上がる可能性がある
一般的な玄関に比べて土間の面積を広く取るため、その分の床面積が増え、基礎工事やタイル・モルタルなどの仕上げ材の費用が追加でかかります。
どれくらいの広さが必要かを明確にし、予算とのバランスを考えることが大切です。
リビングとの段差が生まれる
土間と室内(ホールやリビング)との間には、砂埃の侵入を防ぐためなどに段差ができます。
この段差の上り下りが、高齢者や小さなお子さんには負担になる可能性があります。
将来的なバリアフリーの観点も考慮して、段差の高さを検討する必要があります。
床が硬く、湿気がたまりやすい
モルタルやタイルは硬いため、物を落とすと割れやすく、お子さんが転倒した際にケガをしやすいです。
また、外気との温度差で結露しやすく、湿気がこもりがちです。
カビの発生を防ぐためにも、適切な換気計画が不可欠です。
玄関土間の活用方法とは?

玄関土間は、単に靴を脱ぐだけの場所ではありません。
収納や趣味のスペース、子どもの遊び場など、暮らしを豊かにする様々な可能性があります。
ここでは、すぐに真似できる具体的な活用アイデアを厳選してご紹介します。
「見せる収納」でショップのようなディスプレイスペースに
壁に有孔ボードや棚を設置し、お気に入りの自転車やアウトドア用品をディスプレイにすることでおしゃれにもなります。
フックを使えばヘルメットや帽子もアートのように飾ることができ、汚れたまま持ち込めるので、片付けもスムーズです。
趣味の道具がインテリアの一部となり、愛着も増します。
趣味に没頭できる「アトリエ・作業スペース」として
室内ではためらう自転車のメンテナンスやDIYのための作業台を設置できます。
オイルが飛び散っても掃除が簡単です。
観葉植物の植え替えなど、土いじりも気兼ねなく楽しめます。まさに趣味に没頭するためのアトリエ空間になります。
内と外をつなぐ「セカンドリビング・縁側」として
ベンチを置けば、ご近所さんと気軽に立ち寄っておしゃべりできる縁側のような空間になります。
宅配便の受け取りや短い来客も靴のまま対応できます。
庭と繋がる窓を開ければ、BBQなどを楽しむアウトドアリビングの一部としても活躍します。
大切な「ペットとの共生スペース」として
散歩帰りに足を洗ったり体を拭いたりするケアスペースとして最適です。
専用の水栓を設けるとさらに便利になります。
夏はひんやりした床がペットの快適なクールダウン場所になります。汚れやニオイが気になるトイレの置き場所としても衛生的です。
玄関土間をおしゃれにするアイデア
家の第一印象を左右する玄関土間。床の素材や照明、空間の使い方など、少しの工夫で見違えるほどおしゃれな空間に変わります。
ここでは、ワンランク上の空間を演出するための具体的なアイデアを厳選してご紹介します。
和モダン × 自然素材

木目調の縦格子扉と石調の壁が調和する和モダンな玄関。
明るい自然光と間接照明が柔らかな陰影を演出し、土間に配置された観葉植物が温かみと上質感を添えています。
北欧ナチュラル × シンプル

大きな窓から柔らかい自然光が差し込む北欧ナチュラルな玄関。
ライトオークの扉と白壁、磨かれたコンクリート土間が清潔感と温かみを両立し、シンプルな靴収納がすっきりした印象を与えます。
インダストリアル × ラグジュアリー

赤レンガ壁と黒枠ガラス扉が印象的なインダストリアル玄関。
土間から一段高い木床の玄関へ上がる設計で、露出したスチール梁と暖色ペンダントライトが重厚かつ温かい雰囲気を演出しています。
モダンリゾート × ライトトーン

白い塗り壁と淡いベージュの石床がリゾート感を醸す玄関内観。
大型木製ピボットドアとメタルハンドルが存在感を放ち、熱帯植物の鉢植えと柔らかな自然光が明るく開放的で心地よい雰囲気を演出しています。
クラシックモダン × 重厚感

ダークウォルナットの木壁とチャコールグレーの石床が重厚な玄関。
土間から一段高い床にアーチ状の優雅なガラス扉が続き、柔らかなペンダントライトと背の高い観葉植物が上品で落ち着いた雰囲気を演出しています。
玄関土間に関連するよくある質問
土間と玄関の違いは何ですか?
玄関は上がり框(かまち)を含めた入口全体の総称です。
一方、土間は玄関の中で靴を脱ぐ、床が低い部分そのものを指します。土間は玄関の一部です。
土間とたたきの違いは何ですか?
土間は玄関の靴を脱ぐ「空間」を指します。
一方たたきは、本来その床を仕上げるための「材料や工法(三和土)」のことです。現在ではほぼ同義で使われることも多いです。
玄関の土間収納のデメリットは?
デメリットは、湿気や結露でカビが発生しやすい点です。
また、収納物で雑然としやすく、砂や土埃が室内に侵入しやすくなることも挙げられます。換気や整理整頓の工夫が必要です。
土間にコンセントは必要ですか?
はい、設置を強くおすすめします。
電動自転車の充電、掃除機や高圧洗浄機の使用、DIY、イルミネーションなど、あると格段に便利になります。
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