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注文住宅とは何か
注文住宅とは、自分の好みやライフスタイルに合わせて設計・建築する一戸建て住宅のことを指します。
住む人の希望を最大限に反映できるのが特徴で、「世界に一つだけの家」を実現することが可能となります。
通常、土地を購入したうえで、その場所に合わせて自由に間取りやデザインを決めていきます。
そのため、建築する際には住む人の要望が非常に細かく反映されますが、その分、計画や準備に多くの時間と労力が必要です。
注文住宅の基本定義と特徴
注文住宅は、設計段階から施主が関与できる「自由設計の住宅」のことで、家の様々な仕様を施主自らが決めることができます。
たとえば、間取り、外観、床材、壁紙、キッチンの配置など、細部まで希望を反映することが可能です。
その一方で、建築前の段階では完成後のイメージが具体的にわかりにくい場合があるため、不安に感じる部分もあるかもしれません。
こうした特徴を踏まえ、注文住宅は「自由」と「手間」がバランスよく絡み合った住宅の選択肢と言えます。
分譲住宅や建売住宅との違い
比較項目 | 注文住宅 | 建売住宅 | 分譲住宅 |
自由度 | ◎ 非常に高い(間取り、デザイン、設備など自由) | × 低い(基本的に変更不可) | △〜× 低い(一部変更可能な場合もあるが、基本的には不可) |
価格 | △ 高くなる傾向(こだわるほど高額に) | ◎ 比較的安い(資材の大量発注などでコスト減) | ◎ 比較的安い(建売同様の理由) |
入居までの期間 | △ 長い(8ヶ月〜1年半程度) | ◎ 短い(契約後すぐに入居可能な場合も) | ◎ 短い(完成済みならすぐに入居可能) |
手間 | △ かかる(土地探し、業者選定、打ち合わせ多数) | ◎ 少ない(完成物件を見て購入を決定) | ◎ 少ない(建売同様) |
施工過程の確認 | ◎ 可能(自分の目で確認できる) | × 困難(完成後のため確認できないことが多い) | × 困難(建売同様) |
土地 | △ 自分で探す必要がある | ◎ 土地と建物がセット | ◎ 土地と建物がセット |
街並み・周辺環境 | △ 立地により様々 | ◎ 統一感があることが多い(同時に複数棟開発) | ◎ 統一感があることが多い(街区全体で整備されていることが多い) |
注文住宅と建売住宅、どっちがいいか迷う時は、自分たちの優先順位やライフスタイルを考慮して選択することが重要です。
注文住宅の種類(フルオーダー vs セミオーダー)
注文住宅には、大きく分けて「フルオーダー住宅」と「セミオーダー住宅」の2種類があります。
◯フルオーダー住宅
土地形状やライフスタイル、さらに個人の好みに応じて、建築資材や工法まで全てを一から選んで家づくりを行います。その結果、細部にまでこだわりを反映できる一方で、完成までに多くの工数を要し、費用も高額になる傾向があります。
◯セミオーダー住宅
あらかじめ用意された基本仕様やプランをもとに、間取りや設備を一部選択・変更できる方式です。フルオーダー住宅と比較すると自由度は低いですが、手間や費用を抑えることが可能です。どちらを選ぶかは、価格や設計の自由度といった要素を考慮して決定する必要があります。
注文住宅のメリット

間取りやデザインの自由度
注文住宅では、間取りやデザインにおいて自由度が非常に高いことが大きな魅力です。
自分たちのライフスタイルに合わせたレイアウトを考えたり、こだわりの外観や内装を反映させたりすることができます。
たとえば、部屋の配置を家族全員が快適に過ごせるように調整したり、収納スペースを重点的に設計したりすることも可能です。
このように、細部まで自分たちの要望を反映できるため、他にはない「オンリーワンの家」を実現できます。
ライフスタイルに合った住まいを実現
注文住宅では、住む人のライフスタイルや将来設計を反映させた住まいを作ることができます。
たとえば、子育て世帯であれば安全性を重視した設計や広めのリビングスペースを確保することが可能です。
また、趣味に特化した部屋やリラックスできるスペースを設けるなど、生活スタイルに合わせた空間づくりにも対応できます。
注文住宅ならではの柔軟性のおかげで、「こんな家がほしかった!」という理想を叶えられるのです。
資材や工法の好みを反映可能
注文住宅では、使用する資材や工法についても自分の好みに合わせて選ぶことができます。
たとえば、天然素材やエコ資材を用いて環境に配慮した家づくりをすることも可能です。
また、耐震や断熱性能を強化する工法を取り入れることで、住み心地や安全性を向上させられます。
このように細部にわたるこだわりも反映させやすい点は、建売住宅や規格住宅とは大きな違いといえるでしょう。
長期的な住み心地の満足感
注文住宅は、設計段階から自分たちの要望を詰め込むため、長期的な住み心地の満足感が得られるのが大きなメリットです。
一つひとつの仕様が自分たちのライフスタイルにマッチしているため、日々の生活の中で快適さを感じやすくなります。
また、注文住宅では高品質な建築材料や長期的な耐久性を意識した設計が可能なため、長く快適に住み続けることができます。
この点は「注文住宅と建売住宅どっちがいい?」と悩んだ際に大きな判断材料となるでしょう。
注文住宅のデメリット

費用が高くなる傾向
注文住宅を建てる際、大きな課題のひとつとなるのが費用の問題です。
注文住宅は、建売住宅と比べて自由度が高い分、価格が上昇する傾向にあります。
フルオーダー住宅を選んだ場合、間取りやデザイン、使用する資材の細部まで施主の希望を反映できる一方で、その分だけコストがかかります。
また、土地の購入費用が別途必要になることも多く、注文住宅の総額はかなり高額になることが一般的です。
価格面での負担を軽減するためには、事前にしっかりと資金計画を立てることが重要です。
完成までに時間がかかるリスク
注文住宅では、設計から施工まで多くの工程を踏む必要があるため、建売住宅に比べて完成までに時間がかかります。
一般的には、土地の選定から建築完了まで約1年から1年半ほどかかることが多いです。
さらに、設計や使用する資材を決める際に時間がかかるケースや、建築中の予期せぬトラブルによる工期の遅れも考えられます。
このため、計画に余裕を持って進めることが求められます。
設計から施工までの手間と労力
注文住宅では、間取りやデザイン、工法や仕上げなど、建築に関わるすべての部分について慎重に検討する必要があります。
そのため、建築会社や建築士との打ち合わせが頻繁に発生し、施主の時間や労力が求められます。
また、具体的な仕様を決定する作業が多岐にわたるため、決定事項が増えれば増えるほど心理的な負担も大きくなりがちです。
これらの手間を軽減するためには、信頼できる施工会社と十分なコミュニケーションを取ることが重要です。
設計や土地選びの専門知識が必要
注文住宅を成功させるためには、設計や土地選びに関して一定の専門知識が必要になります。
土地の条件によっては建築可能な間取りやデザインが制限される場合もあり、法律や規制についても理解する必要があります。
また、設備や資材の選定の際にも専門的な知識が求められるため、初心者にとっては非常にハードルが高いと感じることが多いです。
ただし、経験豊富な住宅会社に相談することで、これらの負担を軽減しながら理想の住まいを形にすることが可能です。
注文住宅の相場
注文住宅の相場は、建築規模や仕様によって大きく異なりますが、一般的には約3,000万円から6,000万円程度とされています。
この価格には、建物本体の建築費用だけでなく、設計費用や土地の購入費用、各種手続きにかかる諸費用が含まれる場合が多いです。
「注文住宅と建売住宅、どっちがいいのか」を検討する際には、注文住宅の相場が高くなる理由や、自由度の高さによるメリットを考慮しましょう。どちらを選ぶべきかは、予算やライフスタイル、希望する住まいの形によって異なりますので、メリット・デメリットをよく比較することが大切です。
注文住宅の流れ(スケジュール)

注文住宅を検討する際には、その流れやスケジュールを把握しておくことが重要です。注文住宅は、建売住宅とは異なり、土地の選定から設計、建築工事、引き渡しまでのプロセスがあります。この計画をしっかりと理解して進めることが、理想的な住まいを実現するための鍵になります。
1. 予算を検討する
注文住宅を計画する際は、まず予算の検討を行います。
家づくりには建物本体の費用だけでなく、土地の購入費、諸経費、付帯工事費用などが含まれます。
2. 家づくりのイメージを考える
次に、自分たちの理想のマイホーム像を具体的に考えます。
家族構成やライフスタイルにあわせて、必要な間取りやデザイン、設備をイメージすることがポイントです。
3. 土地探し
土地を所有している場合は問題ありませんが、土地がない場合はまず希望する地域や環境、予算に合った土地を探します。
4. 住宅会社を選定する
土地探しと同時進行で注文住宅を依頼する住宅会社を選定します。
一般的には、気になる住宅会社と一緒に土地探しと注文住宅を一貫して依頼することが多くみられます。
5. 間取りプラン・見積もり
住宅会社を決めたら、間取りのプランや設備の詳細について打ち合わせを行います。
家族の要望や生活スタイルに基づき、設計士と一緒に理想の住まいを形にしていきます。
6. 工事請負契約を結ぶ
間取りプランや見積もり内容に納得できたら、工事請負契約を結びます。
7. 着工
工事請負契約が締結されると、いよいよ注文住宅の工事がスタートします。
地盤調査や準備工事を経て、本格的な建築工事が進められます。
8. 竣工・引き渡し
建物が完成したら、竣工検査を行います。
鍵の受け取りと同時に保証書や説明書の確認も行い、完成した注文住宅で新しい生活がスタートします。
注文住宅を検討する際のポイント

予算設計と資金計画の重要性
注文住宅で後悔しないためには、初めの予算計画が非常に重要です。
自由な設計が魅力の注文住宅ですが、こだわりが強くなるほど費用は高くなりがちです。
そのため、将来のライフプランも見据え、無理なく支払い続けられる金額を慎重に設定することが大切です。
信頼できる施工会社や建築士の選び方
注文住宅の成功には、信頼できる施工会社や建築士を選ぶことが欠かせません。
施工会社や建築士を選ぶ際には、過去の実績や口コミ、提案力を確認することが重要です。
どんなに自由度の高い計画でも、依頼先が対応力に乏しい場合、理想の家を形にするのが難しくなってしまいます。
土地の条件と立地へのこだわり
注文住宅では、建物だけでなく土地も含めた住まいの計画が必要になります。
土地の選定時には、立地条件や周辺環境、交通アクセス、日当たり、上下水道や電気の整備状況を徹底的に確認することが重要です。
家族のライフプランを考慮する
注文住宅は家族のライフスタイルや将来を見据えた計画が必要です。
たとえば、子どもの成長に伴う部屋数の変化や、将来老後を迎える際の住まいの使い勝手も考慮することがポイントです。
間取りや設備選びの際には、今だけでなく家族構成の変化やライフイベントを想定しておくことが求められます。
理想の住まいを叶える注文住宅
注文住宅は、ご家族の夢を形にする「世界にひとつだけの住まい」づくりです。
費用や手間もかかりますが、まずは「これだけは譲れない」という優先順位を見つけることから始めましょう。
予算と理想のバランスを考え、ご家族にぴったりの家を創り上げるプロセスは、かけがえのない思い出になります。
完成した住まいは、未来の暮らしを豊かにする最高の宝物になるはずです。
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