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「家の顔」である玄関は、注文住宅の第一印象を決める大切な空間です。
毎日使う場所だからこそ、おしゃれで機能的にしたいものです。
この記事では、後悔しないための注意点から、素敵なアイデアまで、理想の玄関をつくるコツを徹底解説します。
注文住宅の玄関で後悔しないためのポイント5選

「家の顔」である玄関は、毎日の使い勝手や暮らしの快適さを左右する重要な空間です。
暮らし始めてから「こうすれば良かった…」と後悔しないために、設計段階で必ず押さえておきたい5つの重要なポイントを解説します。
毎日の出入りを考えた「広さ」と「動線」
朝の混雑時でもスムーズに出入りできるよう、たたきの奥行きは1.2m以上、幅は1.5m以上を目安にしましょう。
ベビーカーや大きな荷物の一時置き場も考慮すると快適です。
また、家族用と来客用を分ける「2WAY動線」や、帰宅後すぐに手洗いや収納ができる動線を計画すると、生活の質が格段に向上します。
「収納力」は将来の靴の量まで見越して計画する
「今」だけでなく、子どもの成長や趣味の変化で増える靴や物を見越した収納計画が不可欠です。
玄関横にシューズクロークや土間収納を設け、ブーツも置ける可動棚やコートを掛けるハンガーパイプを設置しましょう。
収納が不足すると、靴が出しっぱなしになり、雑然とした印象になってしまいます。
「明るさ」と「風通し」を確保する窓の計画
暗く湿気がこもりがちな玄関は、家の印象を大きく左右します。
プライバシーに配慮した高窓や地窓、ガラス入りの玄関ドアで自然光を取り入れましょう。
風の通り道を考えて開閉できる窓を設けると、ニオイや湿気がこもるのを防げます。
吹き抜けやリビング階段と組み合わせるのも効果的な方法です。
「安全性」と「プライバシー」のバランスを考える
玄関ドアを開けた時に室内が丸見えにならないよう、ドアの向きや窓の位置を工夫します。
格子や植栽で視線を緩やかに遮るのも有効です。
一方で、雨で濡れても滑りにくい床材を選んだり、将来のために手すりを設置したりと、家族全員の安全性を確保することも忘れてはいけない重要なポイントです。
掃除のしやすさとお手入れの手間を考慮した素材選び
玄関は砂や泥で汚れやすい場所です。
床材は、汚れが目立ちにくく、水拭きしやすいタイルやモルタルなどがおすすめです。
凹凸が激しい素材は、デザイン性は高いですが掃除の手間がかかることもあります。
壁も、汚れが拭き取りやすいクロスを選ぶなど、日々のメンテナンスを楽にする視点で素材を選びましょう。
注文住宅の玄関でよくある失敗

注文住宅の玄関で、実は後悔しやすいポイントもあります。
「こうすれば良かった…」と暮らし始めてから悔やまないために、多くの人が経験した、よくある失敗例をご紹介します。
失敗例1:広さが足りず、毎日の出入りがストレスに
朝の混雑時に家族が渋滞したり、玄関ドアを開けるとたたきに立っている人にぶつかったりと、毎日の出入りが窮屈でストレスになります。
また、ベビーカーを置いたり、買い物袋を一時置きしたりするスペースがなく、不便を感じるケースも多いです。
【対策】
設計段階で、家族が同時に利用するシーンを具体的にシミュレーションすることが重要です。
失敗例2:収納が圧倒的に不足し、靴や物が溢れかえる
備え付けの下駄箱だけでは足りず、たたきに靴が出しっぱなしになってしまいます。
傘、ベビーカー、子どもの外遊び道具、アウトドア用品などの置き場がなく、玄関が雑然としてしまうのもよくある失敗です。
【対策】
収納は、「今」の持ち物だけでなく、将来増えることを見越して計画します。玄関横にシューズクローク(SIC)や土間収納を設けるのが最も効果的な解決策です。
失敗例3:暗くて閉鎖的な空間になっている
窓や照明の計画を考えないと日中でも照明が必要なほど暗く、じめっとした印象の玄関になってしまいます。
また、風通しが悪く、靴のニオイや湿気がこもりやすいのも問題です。
玄関が暗いと、家全体の印象まで暗く感じさせてしまいます。
【対策】
「採光(自然光)」と「照明計画」の両面から明るさを考えることが大切です。
注文住宅の玄関でおしゃれにする間取りアイデア
注文住宅だからこそ実現できる、ワンランク上のおしゃれな玄関があります。
ここでは、単なるデザインだけでなく、空間の使い方そのものを変える、暮らしが豊かになる間取りのアイデアをご紹介します。
家族用と来客用を分ける「2WAY動線」のシューズクローク

玄関から室内へ入る動線を「来客用」と「家族用」の2つに分ける間取りです。
家族はシューズクローク(土間収納)を通り抜けて室内に入るため、メインの玄関は常にすっきりとした状態を保てます。
・おしゃれなポイント
生活感が出やすい靴や傘、コートなどが来客の目に触れないため、急な来客時でも慌てずに済み、モデルルームのような美しい玄関を維持できます。
内と外をつなぐ「土間リビング」

玄関の土間スペースを広く取り、リビングやダイニング空間と直接つなげる間取りです。
土間とリビングの間に壁や大きな段差を設けず、一体的な空間として活用します。
・おしゃれなポイント
圧倒的な開放感が生まれ、カフェやアトリエのようなユニークでおしゃれな空間を演出できます。内と外の中間領域として、暮らしの可能性が大きく広がります。
光と開放感を演出する「吹き抜け」と「高窓」

玄関スペースの天井をなくし、1階と2階を縦につなぐ「吹き抜け」を設ける間取りです。
壁の高い位置に「高窓(ハイサイドライト)」を設置することで、効率的に光を取り込みます。
・おしゃれなポイント
縦への広がりが生まれることで、実際の面積以上に玄関が広く、開放的に感じられます。デザイン性の高いペンダントライトを吊るせば、空間のシンボルになります。
空間の主役になる「スケルトン階段」を配置

玄関ホールや土間空間に、デザイン性の高い「スケルトン階段」を配置する間取りです。
階段を単なる移動手段ではなく、インテリアの主役として扱います。
・おしゃれなポイント
視線が抜けるスケルトン階段は、空間に圧迫感を与えず、オブジェのような美しさで玄関を彩ります。アイアンや木など、素材の組み合わせで様々なテイストを演出できます。
景色を切り取る「ピクチャーウィンドウ」と「坪庭」

玄関の正面や側面の壁に大きなFIX窓(開閉できない窓)を設け、坪庭(つぼにわ)などの景色を絵画のように切り取る間取りです。
・おしゃれなポイント
玄関ドアを開けた瞬間に、計算された美しい景色が目に飛び込んでくることで、上質なおもてなしの空間を演出できます。季節の移ろいを感じられる、奥行きのある玄関になります。
意外と見落としがち?玄関にあると便利な設備リスト

おしゃれなデザインや間取りだけでなく、日々の暮らしの快適さを大きく左右するのが「設備」です。
ここでは、設計段階で忘れずに検討したい、玄関にあると「本当に便利!」と実感できる、意外と見落としがちな設備をご紹介します。
ベンチ:靴の脱ぎ履きや荷物置きに
玄関にベンチがあると、ブーツなどを履く際に腰掛けられて非常に便利です。
小さなお子さんや高齢のご家族がいる場合は特に重宝します。
また、帰宅時に買い物袋などの重い荷物を一時的に置くスペースとしても活躍し、日々の動作がぐっと楽になります。
コンセント:掃除や電動自転車の充電に
玄関土間にコンセントがあると、掃除機や高圧洗浄機を使う際に延長コードが不要で便利です。
電動自転車のバッテリー充電や、冬場のイルミネーション、防犯カメラの電源としても活躍します。
後から増設するのは大変なので、設計段階での設置がおすすめです。
姿見(鏡):お出かけ前の身だしなみチェックに
家を出る直前に、靴まで含めた全身のコーディネートをチェックできる姿見は必須アイテムです。
壁に埋め込むタイプなら場所も取りません。
また、鏡には空間を広く見せる効果もあるため、玄関を明るく開放的に演出するのにも役立ちます。
手すり:将来を見据えたバリアフリー対策
今は不要に感じても、将来の自分たちのため、また高齢の親が訪ねてきた時のために、上がり框(かまち)に手すりを設置しておくと安心です。
すぐに設置しない場合でも、壁の裏側に下地補強だけしておけば、後から好きな場所に簡単に取り付けられます。
センサー付き照明:防犯と省エネを両立
人の動きを感知して自動で点灯・消灯する照明は、両手がふさがっていてもスイッチを探す手間がなく便利です。
消し忘れもないため省エネに繋がります。
また、夜間に人が近づくとパッと点灯するため、不審者への威嚇となり防犯効果も期待できます。
注文住宅の玄関の広さの目安とは?
一般的な玄関の広さは、たたき(土間)が幅1.5m×奥行き1.2m、ホールが1畳〜1.5畳程度が目安です。
この広さなら複数人が同時に使え、ベビーカーも置けます。
シューズクロークや土間収納を設けるなら、2〜3畳以上あるとゆとりが生まれます。
家族構成やライフスタイルに合わせて計画することが重要です。
注文住宅の玄関に関連するよくある質問
玄関のダメな方角は?
風水では、鬼門(北東)と裏鬼門(南西)が一般的に避けられる方角です。これらの方角は日当たりや風通しの面で課題が出やすいとも言われます。
ただし、家相は考え方の一つであり、現代の住宅では間取り全体のバランスを優先することが多いです。
玄関のオープン収納のデメリットは?
デメリットは、収納物が常に目に入るため、整理整頓しないと雑然とした印象になりやすい点です。
また、靴のニオイが玄関全体に広がりやすく、棚にホコリがたまりやすいという点も挙げられます。こまめな掃除と整理整頓が不可欠になります。
玄関に置くと運気が上がるものは何ですか?
運気が上がるとされるのは、良い気を呼び込む鏡(入って左側が良いとされる)、生命力を象徴する観葉植物、明るい絵画などです。
ただし最も重要なのは、玄関全体を常に明るく清潔に保ち、整理整頓しておくことです。
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