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家づくりのはなし

兵庫県で注文住宅を建てる!建築費用相場や人気のエリアなどを解説


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兵庫県での夢の注文住宅。その第一歩は、現実的な予算と費用相場を知ることから始まります。

この記事では、建築費の平均額をご紹介します。

さらに、満足度の高い家づくりに繋がる人気エリアもご紹介。理想をカタチにするための知識がここにあります。

兵庫県で注文住宅を建てる魅力

兵庫県で注文住宅を建てる魅力は、多様な自然環境と利便性の高い都市が融合している点にあります。

兵庫県は日本海と瀬戸内海の両方に面しており、海辺の暮らしから山間部での落ち着いた生活まで、幅広いライフスタイルを実現することができます。

また、神戸市をはじめ、西宮市や明石市などの都市部には便利な交通網が整備されており、通勤・通学の利便性も非常に高いです。

このように、兵庫県は自然環境の豊かさ、都市としての利便性、さらには注文住宅に適したさまざまな条件が揃った地域であるため、多くの方から「兵庫で注文住宅を建てたい」と選ばれる理由となっています。

兵庫県で注文住宅を建てる人気のエリア

多くの人に「住みたい」と選ばれる街には、交通の便や住環境など明確な理由があります。

ここでは、兵庫県内で注文住宅を建てる際に人気エリアをピックアップします。

その魅力を探っていきましょう。

西宮市

西宮市は兵庫県内でも特に人気のあるエリアで、「住みたい街」としてよく名前が挙がります。

交通の便が非常に良く、阪急電鉄やJR線の複数の駅が市内にあり、大阪や神戸への通勤・通学がしやすいことが魅力です。

また、教育や子育ての環境が整っており、治安も良いため、ファミリー世帯に特に適しています。

閑静な住宅街が多く、注文住宅でゆったりとしたマイホームを建てたい方にもおすすめのエリアです。

明石市

明石市は海に面したエリアで、新鮮な魚介類が楽しめる豊かな自然環境が魅力です。

JR明石駅周辺には商業施設が充実しており、生活利便性が高いのが特徴です。

また、明石市役所は子育て支援が充実している点でも注目されており、ファミリー層に優しい街づくりを進めています。

兵庫で注文住宅を建てる際には、自然と利便性を兼ね備えた明石市もぜひ候補に入れてみてください。

神戸市東灘区

神戸市東灘区は高級住宅街としても知られる芦屋市に隣接し、洗練された雰囲気が漂うエリアです。

特にJR住吉駅周辺や阪急岡本駅エリアでは、商業施設やおしゃれなカフェ、学校などが揃い、子育て世代からシニア層まで幅広く人気があります。

坂の多い地形を活かして眺望の良い住まいを設計することが可能で、注文住宅でのこだわりある家づくりが実現できます。

姫路市

姫路市は兵庫県西部の中心都市であり、姫路城をはじめとする観光名所で知られる街です。

JR姫路駅を中心に商業エリアが発展しており、買い物や公共機関の利用が便利です。

また、土地価格が比較的抑えられており、広い敷地に注文住宅を建てたい方に向いています。

加えて、家族連れが住みやすい環境が整っており、地元の施工会社が多いため、充実した相談ができるでしょう。

宝塚市

宝塚市は宝塚歌劇団の拠点として有名ですが、自然豊かな山間の住宅地と高級感のある街並みで人気があります。

阪急今津線やJR福知山線が利用可能で、大阪や神戸、京都へのアクセスも便利です。

土地価格には幅がありますが、エリアや条件によってはこだわりの詰まった注文住宅を実現するのに最適な場所です。

美しい景観と落ち着いた住環境を求める方にはぴったりのエリアと言えます。

兵庫県の注文住宅費用相場

家づくりで最も重要な資金計画。まずは兵庫県の費用相場を把握することから始めましょう。

ここでは、兵庫県とその周辺エリアの建築・土地の費用相場をご紹介します。

あくまで目安ですが、ご自身の予算を考える上での参考にしてください。

建築費のみ

兵庫県の注文住宅における建築費用の相場は以下になります。

併せて、周辺エリアの地域もピックアップしているのでぜひ比較して見てください。

▼注文住宅だけ建てる場合(すでに土地を持っている)

都道府県住宅面積敷地面積建築費用
兵庫県118.7㎡266.1㎡3,961万円
大阪府126.8㎡174.8㎡4,386万円
滋賀県120.7㎡346.2㎡3,850万円
京都府115.1㎡257.2㎡4,095万円
奈良県131.4㎡326.8㎡4,239万円
和歌山県109.2㎡270㎡3,536万円

2024年度 フラット35利用者調査のデータをもとに作成

あくまで、平均的な数字の中ですが兵庫県は近畿圏の中で比較的にコンパクトで、建築費用も比較的抑えめな傾向にあることがわかります。

住宅面積・建築費ともに大きい奈良県や、狭い土地に費用をかける大阪府と比較すると、兵庫県では限られた予算の中で全体のバランスを重視し、堅実な家づくりが行われている様子がうかがえます。

建築費+土地代 

兵庫県の注文住宅における建築費用と土地代の合計相場は以下になります。

併せて、周辺エリアの地域もピックアップしているのでぜひ比較して見てください。

▼土地+注文住宅を建てる場合(土地なし)

都道府県住宅面積建築費用土地取得費合計
(建築+土地)
兵庫県115.2㎡3,662万円1,828万円5,490万円
大阪府110.2㎡3,162万円2,193万円5,355万円
滋賀県107.6㎡3,279万円1,087万円4,366万円
京都府108.8㎡3,364万円1,875万円5,239万円
奈良県113.9㎡3,753万円1,549万円5,302万円
和歌山県113.1㎡3,455万円849万円4,304万円

2024年度 フラット35利用者調査のデータをもとに作成

土地から購入し注文住宅を建てる場合は、兵庫県は土地取得費が高水準でありながら、住宅面積は近畿圏で最も広く、建築費用も奈良県に次いで高いことがわかります。

都市部の利便性を求めつつも、建物の広さや質にも妥協せず、土地と建物の両方にバランス良く費用をかけることで、総額では大阪府に次ぐ高水準となっている点が特徴です。

兵庫県のエリア選びで失敗しないためのポイント

理想の家づくりは、土地選びが成功の鍵を握ります。

通勤の利便性、子育て環境、将来のライフプラン。自分たちの暮らしに本当に合う場所はどこか、後悔しないためのエリア選びのポイントを具体的に解説します。

通勤・通学で利用する交通手段と「リアルな所要時間」を把握する

兵庫県南部はJR・阪急・阪神が並走しており、どの沿線を選ぶかで利便性が変わります。

地図上の時間だけでなく、ラッシュ時の混雑や新快速の停車駅かを確認しましょう。

また、駅からの道のりに急な坂がないかも重要です。

車通勤の場合は、国道2号線や43号線などの渋滞状況を実際の通勤時間帯に走って確かめることが、入居後の生活の質を左右する重要なポイントになります。

「海側・山側」の特性と自治体ごとの「子育て支援」を比較する

海側は平坦で商業施設が多く便利ですが、津波や高潮のリスクも考慮すべきです。

一方、山側は坂道が多いものの、閑静で眺望の良い住宅街が広がります。

さらに、明石市のように子育て支援が手厚い自治体もあれば、独自の教育方針を持つエリアもあります。

家族構成や教育方針に合わせて、医療費助成や待機児童の状況など、各市町の特色をしっかり比較検討することが大切です。

土地の価格相場と「ハザードマップ」を必ず確認する

阪神間と播磨地域では土地の価格が大きく異なります。

まずは希望エリアの坪単価を把握し、無理のない資金計画を立てましょう。

その上で、自治体が公表しているハザードマップの確認は必須です。

阪神・淡路大震災の経験から地盤の強さも気になりますが、近年の豪雨による浸水想定区域や土砂災害警戒区域に含まれていないか、安全な暮らしを守るために必ず事前にチェックしてください。

兵庫県で注文住宅を建てる際の5つのコツ

理想の住まいを実現するには、その土地の特性を深く理解することが不可欠です。

ここでは、兵庫県ならではの気候風土や防災、景観などを踏まえ、後悔しない注文住宅を建てるための具体的な5つのコツを解説します。

瀬戸内と日本海、エリアの気候に合わせた温熱環境設計

南北に長い兵庫県は気候が異なります。

夏場に蒸し暑くなる瀬戸内海側では、日差しを遮る深い軒や庇を設け、風が通り抜ける設計が快適さを生みます。

一方、冬の寒さが厳しく積雪もある日本海側や山間部では、高性能な断熱材や窓を用いて熱を逃さない「高断熱・高気密」住宅が重要になります。

住むエリアの気候特性を理解し、設計に反映させることが一年中快適に過ごすための鍵となります。

震災の教訓を活かす「耐震+α」の備えと地盤調査

阪神・淡路大震災を経験した兵庫県では、地震への備えが最重要項目です。

建築基準法を満たすだけでなく、より安全性の高い「耐震等級」も意識して取得を目指しましょう。

さらに、揺れを吸収する「制震」や建物に揺れを伝えにくくする「免震」も有効です。

また、家を支える地盤の調査は必ず行い、必要であれば地盤改良を実施することが、安心して長く暮らすための大前提となります。

「眺望」と「プライバシー」を両立させる敷地を活かした設計

神戸から芦屋にかけての山手エリアでは、傾斜地ならではの眺望を活かす大きな窓やウッドデッキが魅力的です。

一方、住宅が密集する平野部では、隣家からの視線を考慮する必要があります。

中庭を設けて光を取り入れたり、高い位置に窓を設置したりすることで、プライバシーを守りながら開放的な空間をつくることができます。

敷地の長所を最大限に引き出し、短所を補う設計力が重要です。

地域の「景観条例」を理解し、街並みに調和するデザイン

「阪神間モダニズム」に代表される美しい街並みが多い兵庫県では、エリアによって景観条例や建築協定が定められています。

特に芦屋市や西宮市の一部では、建物の色や高さ、外構のデザインに厳しいルールがある場合もあります。

計画段階で必ず自治体の規制を確認し、地域の景観に調和するデザインを心がけましょう。

これはトラブルを避け、将来的な資産価値を維持する上でも大切なポイントです。

地元の恵みを活かす「ひょうごの木」を使った家づくり

兵庫県は丹波や但馬地域を中心に、良質な杉や檜といった木材に恵まれています。

その土地で育った県産木材「ひょうごの木」は、地域の気候風土に適し耐久性にも優れています。

地元の木を使うことは、木の持つ調湿効果や香りで快適な空間を生むだけでなく、輸送コストの削減や地域経済の活性化にも繋がります。

地産地消の家づくりは、兵庫で建てる大きな魅力の一つです。

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