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おしゃれで開放的なイメージのある中庭のある家。プライベートな空間で、光や風を感じながら過ごす暮らしは魅力的ですよね。
しかし、実際に建ててから「思っていたのと違った…」と後悔するケースも少なくありません。
この記事では、中庭のある家で後悔しがちなポイントと、その対策や解消アイデアを詳しく解説します。
理想の住まいづくりの参考にしてください。
中庭のある注文住宅のメリット・デメリット

中庭のある家は、プライバシーを守りながら光と風を取り込める魅力的な空間です。
しかし、実際に建ててから後悔しないためには、メリットだけでなくデメリットも把握しておくことが重要です。
ここでは、中庭のある家のメリットとデメリットをそれぞれ詳しく解説しますので、家づくりの参考にしてください。
中庭のある注文住宅のメリット
・日当たりと風通しが良くなる
建物全体に光と風を行き渡らせることができ、特に北側など光が届きにくい部屋も明るくなります。
・プライバシーが守られる
外部からの視線を気にすることなく、カーテンを開けて過ごせます。 子どもやペットを安心して遊ばせたり、バーベキューを楽しんだりできるプライベートな屋外空間が手に入ります。
・開放的な空間を演出できる
中庭に面して大きな窓を設けることで、室内と屋外が一体となり、家にいながら自然を感じられる開放感が生まれます。
・防犯性が向上する
外周の窓が少なくなり、外部から侵入しにくい構造になるため、防犯面で有利に働くことがあります。
中庭のある注文住宅のデメリット
・建築費用が高くなる傾向がある
建物の形状が複雑になり、外壁の面積や角が増えるため、材料費や工事費が割高になります。
・居住スペースが狭くなる可能性がある
敷地面積に対して中庭のスペースを確保するため、その分、部屋などの居住空間が狭くなることがあります。
・生活動線が長くなる
中庭を迂回して部屋を移動する必要があるため、日々の家事や生活の動線が長くなり、不便に感じることがあります。
・メンテナンスの手間がかかる
中庭のウッドデッキや植栽の手入れ、落ち葉が溜まりやすい排水溝の掃除などを定期的に行う必要があります。
・断熱性が下がり、光熱費が上がる可能性がある
中庭に面して窓が増えることで、外気の影響を受けやすくなり、断熱性能が低下して冷暖房の効率が悪くなることがあります。
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【注文住宅】中庭のある家を作るなら!メリット・デメリットと間取りのアイデア
中庭のある注文住宅で後悔した理由5選&アイデア

おしゃれで開放的な中庭のある家は魅力的ですが、実際に住んでから「こんなはずではなかった」と後悔する声もあります。
ここでは、よくある後悔ポイントを5つ厳選し、その対策や解消アイデアを具体的に解説します。
理想の家づくりの参考にしてください。
1. メンテナンスが想像以上に大変だった
【後悔の理由】
ウッドデッキは数年で劣化し、再塗装などの維持費がかかります。
排水溝には落ち葉や砂が詰まりやすく、掃除を怠ると大雨で浸水のリスクもあります。
植栽も日々の手入れが追いつかず、見た目が悪くなったり、コケやカビが発生したりと、想像以上に管理の手間と費用がかかる点に後悔する方が多いです。
【解消のアイデア】
床材はメンテナンスフリーなタイルやコンクリートにするのがおすすめです。
排水溝は大きめに設計し、落ち葉除けネットを設置すると掃除が楽になります。
植栽は手のかからないシンボルツリーや鉢植えに絞ると良いでしょう。
設計時に水道と外部コンセントを設置しておくと非常に便利です。
2. 夏は暑く、冬は寒くて快適じゃない
【後悔の理由】
中庭に面した大きな窓から、夏の強い日差しが直接入り込み、室温が急上昇して冷房が効きにくくなります。
逆に冬は窓から冷気が伝わり、足元が冷えて暖房効率が悪化します。
結露が発生しやすくカビの原因にもなります。
熱がこもりやすく、風がうまく通り抜けないこともあり、快適性に欠ける場合があります。
【解消のアイデア】
断熱性能の高いペアガラスや樹脂サッシを採用しましょう。
設計段階で夏の日差しを遮る軒や、後付けできるオーニングを計画しておくことが有効です。
建物自体の断熱性・気密性を高めることが根本的な解決策になります。
入居後は、遮熱・断熱効果のあるカーテンやブラインドも活用しましょう。
3. 生活・家事動線が悪く移動が面倒
【後悔の理由】
特に「ロの字型」の間取りでは、中庭を挟んだ向かいの部屋へ行くのに、ぐるりと迂回する必要があり、日々の移動がストレスになることがあります。
洗濯や掃除の際に遠回りになったり、来客時にプライベートな空間を通らなければならなかったりと、生活上の不便さを感じるケースがあります。
【解消のアイデア】
設計段階で、生活の中心からの動線をよくシミュレーションすることが重要です。
「コの字型」や「L字型」の間取りにすれば動線の問題を緩和できます。
キッチンと洗面所、物干し場としての中庭を隣接させるなど、家事動線をコンパクトにまとめる工夫も効果的です。
4. 中庭が狭すぎて結局活用できなかった
【後悔の理由】
「おしゃれなカフェスペースに」といった理想とは裏腹に、実際はテーブルと椅子を置いたら窮屈で、結局使わずに物置になってしまうケースです。
日当たりや風通しが悪くジメジメしたり、虫が発生しやすくなったりして、窓のカーテンも開けないデッドスペースになってしまうことも少なくありません。
【解消のアイデア】
設計時に「中庭で何をしたいか」を具体的に伝え、それに必要な広さを確保することが大切です。
たとえば4人掛けテーブルを置くなら最低6畳程度は検討しましょう。
日照シミュレーションで日当たりの変化を確認したり、夜も楽しめるよう照明計画を工夫したりすることで活用の幅が広がります。
5. 建築費用や固定資産税が想定より高かった
【後悔の理由】
中庭のある家は壁の面積や角が増え、形状が複雑になるため、シンプルな家より建築コストが割高になる傾向があります。
また、屋根があったり三方が壁で囲まれていたりする中庭は、固定資産税の課税対象と判断され、税金が予想より高くなるケースがあることも後悔のポイントです。
※一般的に、屋根のない中庭は「家屋」とはみなされず、固定資産税の課税対象となる床面積には含まれません
【解消のアイデア】
コストを抑えるには、複数の建築会社から見積もりを取り比較検討することが重要です。
比較的シンプルな「コの字型」や「L字型」にする、窓のグレードを調整するなどでコストダウンを図れます。
固定資産税については、事前に施工会社や自治体に確認しておくと安心です。
中庭の3つの形状とは?

1. ロの字型
【形状】
建物の四方を壁で完全に囲んだ形状で、「コートハウス」とも呼ばれます。
中庭が家の中心に配置される間取りです。
【メリット】
・プライバシーが最も高い
・防犯性が高い
・静かな空間
【デメリット】
・建築コストが高い
・動線が長くなる
・湿気や熱がこもりやすい
・広い敷地が必要
2. コの字型
【形状】
建物の三方を壁で囲み、一方が外部に開いている形状です。
【メリット】
・プライバシーと開放感のバランスが良い
・採光・通風を確保しやすい
・デザインの自由度
【デメリット】
・外部からの視線が気になる
・L字型よりコストが高くなる傾向
3. L字型
【形状】
建物をL字型に配置し、二方を壁で囲んだ形状です。
【メリット】
・開放感が最も高い
・建築コストを抑えやすい
・動線がシンプル
【デメリット】
外部に開かれている面が多いため、隣家や道路からの視線が入りやすい
注文住宅で中庭を取り入れる際のポイント

憧れの中庭づくりで後悔しないためには、設計段階で押さえておきたいポイントがあります。
ライフスタイルに合わせた目的や日々の動線、将来のメンテナンスまで考慮することで、満足度は格段に向上します。
ここでは、理想の中庭を実現するためのポイントを解説します。
中庭を作る「目的」を明確にする
まず「なぜ中庭が欲しいのか」という目的を具体的にすることが重要です。
たとえば、バーベキューを楽しみたいのか、子どもの遊び場にしたいのか、それとも採光や通風のためなのか。目的によって必要な広さや床材、水道や外部コンセントの有無などが変わってきます。
目的を明確にすることで、後から「こんなはずではなかった」と後悔することを防げます。
生活動線・家事動線を十分に検討する
中庭を設けることで、家の中の移動が不便にならないよう、生活や家事の動線を十分にシミュレーションしましょう。
特に「ロの字型」は動線が長くなりがちです。
キッチンから中庭、洗面所へのつながりなど、日々の家事がスムーズに行えるような間取りを計画することが、快適な暮らしを実現するための鍵となります。
メンテナンスのしやすさと将来のコストを考慮する
ウッドデッキの再塗装や植栽の手入れ、落ち葉が溜まりやすい排水溝の掃除など、将来発生するメンテナンスの手間と費用をあらかじめ想定しておきましょう。
床材をタイルにしたり、掃除しやすいように水道を設置したりと、設計段階で工夫することが大切です。
また、窓が増える分、断熱性能の高いサッシを選び、光熱費への影響も考慮に入れましょう。
中庭に関連するよくある質問
中庭のある家づくりでは、デザインや間取り以外にも、費用や税金、運気のことなど、様々な疑問が浮かびます。
ここでは、お客様からよく寄せられる質問とその回答をまとめました。
ぜひ家づくりの不安解消にお役立てください。
中庭のある家は運気が悪いですか?
一概に悪いとは言えません。
風水では家の中心が欠ける「欠け相」とされ凶相と見ることもありますが、常に清潔で明るく保ち、植物を置くなどの対策をすれば、良い運気を呼び込むパワースポットにもなり得ます。
手入れ次第で運気は変わると考えられています。
中庭に固定資産税はかかりますか?
課税対象になる場合があります。
「屋根がある」「三方が壁で囲まれ屋内的」と判断されると、固定資産税の課税床面積に含まれる可能性があります。
屋根のない中庭は基本的に対象外ですが、最終的な判断は自治体によるため、事前に確認することをおすすめします。
中庭のある家は何坪必要?
最低でも40坪程度の敷地面積が一つの目安です。
中庭自体の広さに加え、十分な居住スペースや駐車スペースを確保するためには、ある程度の敷地の広さが必要になります。
ただし、建物の形状や設計の工夫次第で、よりコンパクトな土地でも実現は可能です。
中庭の虫対策は?
風通しと水はけを良くすることが最も重要です。
虫の発生源となる水たまりを作らないよう排水をしっかり確保し、日当たりと風通しを良くしましょう。
防虫効果のあるハーブを植えたり、ウッドデッキ下の湿気対策をしたりすることも有効な手段です。
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